しんちゃんハピバ!!
すべりこみアウトおおうおお―――!!
新八を祝いたい一心で浮上してまいりましたが本末転倒。
急いで仕上げたのでこれからちょいちょい手直しするかもです...
鼻で笑って許してくださる奇特な方はつづきからどうぞ~
ひきこもごも
つま先でとんと蹴った地面は乾いていた。耳をなで、髪飾りを揺らす風も思いのほか心地よくて、なんだか叫びだしたくなるから困る。
「あっちぃぞこんちくしょ―――!!」
青空へ向かって叫べばこれ見よがしに苦い顔をしている銀ちゃんと目があった。自分だってにわかに浮き足立っているクセに。素直になれないおっさんは大変アル。
「銀ちゃんが素直になる日は来るアルか?」
「大人なんて影があるくらいでちょうどいいんだよ。せっかく羽化したセミに『お前、もう一回土の中に戻りなさい!』っていうようなもんだからねそれ」
「心は少年じゃないアルか?」
「いつまでも若く保たれた心からにじみ出る大人の色気っていうのがあんだよ神楽君」
「ほほーう。それなら新八には一生色気はムリアルな」
「あ~そりゃムリムリ」
「だったらホレられてると思ったのは気のせいアルな」
「…あんだって?」
「色気なんかみじんもないハズなのに八百屋の看板娘も団小屋の看板娘も新八としゃべると頬を赤く染めるアル」
「それって荷卸し手伝った八百屋とたまにビラ配り手伝わされる団子屋の事か」
「そうアル。そんでそこの団子は銀ちゃんのお気に入りだから新八のご贔屓さんネ。お、そう言ってる間についたアル」
「待て、神楽」
「んあ?」
「今日は違うとこ行くぞ。新しい店見つけたんだよ」
「…銀ちゃん。こんなところで素直になってもしょーもないんじゃないかな」
「うっせぇ。置いてくぞ」
「団子3本追加アルナ」
「お帰りなさい二人とも」
「ただいまヨ」
「たでーま」
居間に入った俺らが口を開く前に新八の声がした。コイツも地味に浮き足立っているのだろうか。
「ちょっと、さっそく団子に手ぇかけないでくださいよ。手洗い終わるまで食べさせないからな」
「お前さぁ…」
「なんですか」
「…いや、なんでもねェ」
何か言いたげな新八をおいて台所に立つ。誕生日くらい新ちゃんいたわれや、というお姉さまの提案を受け、今日一日、台所は銀時の領地なのだ。周りをうろちょろするうるさいのには、とりあえず玉子割り器の命を与えた。よってメニューは甘めの玉子焼きと甘めの茶わん蒸し、甘めのミルクセーキに地味なパウンドケーキだ。ウチは悲しみしか生まない犬より鶏でも飼えばいいんじゃないかと思う。マジで。
神楽が夕食の終わりに食器を片づけることもせずいそいそと席を立って、俺らに何も言わせない勢いで質素な紙袋を突き出した。もちろん俺にではなく本日の主役たる新八に対してである。当の本人はというと目測を誤るどころか完全に斜め下を向いた状態で突き出された腕をもろに心臓で受け止めたもんだから、目に涙を浮かべていた。しかしそれを気取られまいと、腹だか眉間だか、とにかく力が入るところにはめいっぱい力を入れてありがとうの5文字を絞り出すことに成功した。
チラリと光を反射する“たんじょうび おめでとう”の文字を見逃さないで、目の前の同僚の精一杯の好意を間違いなく受け止めて見せたコイツはさすがとしか言いようがない。俺では生まれ変わってもムリだろう。開けていい?と聞くのを律儀に守って見せ、頷いたのを認めるとこれまた丁寧に封になっている箔押しのシールを剥がす。見てるだけの俺もドキドキしてきた。
中から出てきたモノを見て、俺も新八も面食らった。新八なんかでかい目をさらにばかでっかくさせている。当然、酢こんぶかそれに準ずるものを想像していたのだが、新八の手に収まっていたのは波間に可愛らしい千鳥が飛ぶ一枚の手ぬぐいだった。
「台所に立ってるお前は見てて暑苦しいアル。これやったからには二度と見苦しいとこ見せるんじゃないネ」
「うん分かった。毎日使わせてもらうよ」
「そうするがいいアル」
「うん」
ウチの従業員たちはまぁ可愛らしく頬を染めてお揃いだ。それを見て俺はなんともケツの座りが悪いというかなんというか。ここはアレか?大人は大人らしく、立派になったのねくらい思えばいいのか?
俺はただ傍観していたかったんだ。それは俺の確固たる信念だった。
あけっぴろげに祝ってやれば発散されるとも違う。露見させれば最後、こちらの全力に見合うだけの全力で、そのすべてを受け取ってもらわなければ気のすむものではなかろう。
慎重に重ねてきた日々は俺の中にどでかい穴を作ってしまった。特定の人物でなければ埋められない穴。埋まらない限りそれは悲しい声をあげる隙間風を作り続けることを知っている。
「銀さんはくれないんですか」
「え?」
質素であろうとささやかとは言えない夕食の片づけをしなければならなかった俺はめずらしく新八の後に風呂に入ることとなった。先に上がって麦茶片手にテレビを見ていたそいつは俺に、唐突の質問を浴びせた。
「銀さんからはプレゼントないんですねェ」
「おっ前。俺の懐事情一番知ってんじゃねェか」
「それもそうですね」
「嫌味なヤロウだな」
「すみません」
一本取られたようで悔しい。余裕の笑顔でコップの表面についた水滴を弄ぶその表情に、俺はたまらず口を開いた。
「じゃぁ物はムリだから体で払ってやんよ」
「へ?」
「なんでも一個言うこと聞いてやるって言ってんだ。今なら妖怪の巣窟でもいっちゃる」
「西郷さんのところですか?いいですよ。そんなん認めたらみんなの誕生日は就労の日になっちゃいますもん。いくらなんでもそれは嫌です」
「そうだなぁ。だったら家ん中ならいいだろ。一応言っとくが糖分に関することは聞く耳持たん」
「アンタね…それならいいですよ。今日一日ご飯作ってもらいましたし」
「それじゃぁ当番の日と変わんねェだろ。ホレ、たまにはツッコミ以外で頭使えよ」
何を必死に。
そんな弱りきった顔は難題を吹っ掛けている俺に助けを求めている。適切な用事を思いつかないのも当然だ。今きっとこいつの頭の中には、2週間前に俺が修理した玄関の立付けやら、10日前に交換した居間の蛍光灯やら、3日前に直した屋根の雨漏りなんかが行きかっているに違いない。誕生日が近いからなんて理由で俺が積極的に働いていたように見えていたはずだ。
「何かあんだろ。シて欲しいこと」
殊更優しい声音を用いれば、目をそらして唇をかんだ。
「なぁって、新八」
「それなら一つ」
くるりと俺のもとに帰ってきた視線は、コイツが木刀を手に誰かに対峙するときに酷似していた。
「『俺は幸せだ』って言ってください」
ねぇちゃんを護るために。たまを護るために研ぎ澄まされていった魂は今、俺に向かって振り下ろされた。
「嫌なら別にいいんです。…変なこと言ってすみませんでした」
「…まぁまぁ待てってぱっつぁん」
背中を向けた新八の腕を寸でのところで捕まえた。
「ちょ…も、いいですから。早いとこ寝…―――」
「俺ァ、幸せだわ、ぱっつぁん」
「……」
「うん。幸せだ」
確かめるような俺の言葉に、からかうような響きがないってわかっているか。
さすがにそれを口にするのは野暮のような、かえって胡散臭くはなりはしないだろうか。
人にアホのようなことを言わせておいてひどい奴だと思う反面、目の前の後頭部から目が離せない俺はどでかい穴ぼこで待ち構えるアリジゴクの気がしてきた。
「誰が何と言おうとよ、将軍がちゃうやろ言ってもしあわせだわ」
「…将軍様はちゃうやろ言わないでしょ」
目の前の新八はまるで怒られた子供のようにしょげていた。
まったく、お前が突っ走れば余計なことばっかり起きんだよ。そこんとこいい加減分かっとけよ。
ぐいっと手繰り寄せた頭に顎をのせてやる。
「…プレゼントにはリボンかけなきゃな」
「はい?」
「俺もお前が大好きよ、新八」
いままでさんざ眺めてきたつむじにキスを落とす。
「とっておきのサテンのリボンよ新ちゃん」
「アンタ、…何で…」
「で、俺は答えは誕生日まで待てばいいのか」
「あ、あの…えっと…」
「確かにこれは疲れんな。就労の日と変わらねェんじゃねェ?」
「ぎ、銀さん」
俺の甚平を握る手にそっと手を重ねてみる。
「…なぁに、新八?」
「それはアレですよね?友達とか同僚とかに対するようなヤツじゃないっていうか、そのっ」
「そうそうそうですよ。そーゆうアレですよ。つぅか、いいからちょっと落ち着けって」
「僕もっ、僕の方か何倍も幸せです銀さん!」
階下にも、押し入れの中にも聞こえたんじゃないかというような大声の勢いそのままに、新八は俺の首根っこに飛びついてきた。今度は俺がにじむ涙を我慢する番だ。
緊張が解けた新八の涙腺からはとめどなく水分が溢れて、俺の洗いたての銀髪からは水滴がどんどんと新八の黒髪に移っていった。
でも新八はその嗚咽の合間にこういうのを忘れはしなかった。
「大好きです、銀さん」
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
2011/08/12
なにげに前記事「逢瀬」の続きだったり…
しかし、また新ちゃん泣かせちゃったよぅ。
原作の凛々しさが眩しくて遠いです。
新八を祝いたい一心で浮上してまいりましたが本末転倒。
急いで仕上げたのでこれからちょいちょい手直しするかもです...
鼻で笑って許してくださる奇特な方はつづきからどうぞ~
ひきこもごも
つま先でとんと蹴った地面は乾いていた。耳をなで、髪飾りを揺らす風も思いのほか心地よくて、なんだか叫びだしたくなるから困る。
「あっちぃぞこんちくしょ―――!!」
青空へ向かって叫べばこれ見よがしに苦い顔をしている銀ちゃんと目があった。自分だってにわかに浮き足立っているクセに。素直になれないおっさんは大変アル。
「銀ちゃんが素直になる日は来るアルか?」
「大人なんて影があるくらいでちょうどいいんだよ。せっかく羽化したセミに『お前、もう一回土の中に戻りなさい!』っていうようなもんだからねそれ」
「心は少年じゃないアルか?」
「いつまでも若く保たれた心からにじみ出る大人の色気っていうのがあんだよ神楽君」
「ほほーう。それなら新八には一生色気はムリアルな」
「あ~そりゃムリムリ」
「だったらホレられてると思ったのは気のせいアルな」
「…あんだって?」
「色気なんかみじんもないハズなのに八百屋の看板娘も団小屋の看板娘も新八としゃべると頬を赤く染めるアル」
「それって荷卸し手伝った八百屋とたまにビラ配り手伝わされる団子屋の事か」
「そうアル。そんでそこの団子は銀ちゃんのお気に入りだから新八のご贔屓さんネ。お、そう言ってる間についたアル」
「待て、神楽」
「んあ?」
「今日は違うとこ行くぞ。新しい店見つけたんだよ」
「…銀ちゃん。こんなところで素直になってもしょーもないんじゃないかな」
「うっせぇ。置いてくぞ」
「団子3本追加アルナ」
「お帰りなさい二人とも」
「ただいまヨ」
「たでーま」
居間に入った俺らが口を開く前に新八の声がした。コイツも地味に浮き足立っているのだろうか。
「ちょっと、さっそく団子に手ぇかけないでくださいよ。手洗い終わるまで食べさせないからな」
「お前さぁ…」
「なんですか」
「…いや、なんでもねェ」
何か言いたげな新八をおいて台所に立つ。誕生日くらい新ちゃんいたわれや、というお姉さまの提案を受け、今日一日、台所は銀時の領地なのだ。周りをうろちょろするうるさいのには、とりあえず玉子割り器の命を与えた。よってメニューは甘めの玉子焼きと甘めの茶わん蒸し、甘めのミルクセーキに地味なパウンドケーキだ。ウチは悲しみしか生まない犬より鶏でも飼えばいいんじゃないかと思う。マジで。
神楽が夕食の終わりに食器を片づけることもせずいそいそと席を立って、俺らに何も言わせない勢いで質素な紙袋を突き出した。もちろん俺にではなく本日の主役たる新八に対してである。当の本人はというと目測を誤るどころか完全に斜め下を向いた状態で突き出された腕をもろに心臓で受け止めたもんだから、目に涙を浮かべていた。しかしそれを気取られまいと、腹だか眉間だか、とにかく力が入るところにはめいっぱい力を入れてありがとうの5文字を絞り出すことに成功した。
チラリと光を反射する“たんじょうび おめでとう”の文字を見逃さないで、目の前の同僚の精一杯の好意を間違いなく受け止めて見せたコイツはさすがとしか言いようがない。俺では生まれ変わってもムリだろう。開けていい?と聞くのを律儀に守って見せ、頷いたのを認めるとこれまた丁寧に封になっている箔押しのシールを剥がす。見てるだけの俺もドキドキしてきた。
中から出てきたモノを見て、俺も新八も面食らった。新八なんかでかい目をさらにばかでっかくさせている。当然、酢こんぶかそれに準ずるものを想像していたのだが、新八の手に収まっていたのは波間に可愛らしい千鳥が飛ぶ一枚の手ぬぐいだった。
「台所に立ってるお前は見てて暑苦しいアル。これやったからには二度と見苦しいとこ見せるんじゃないネ」
「うん分かった。毎日使わせてもらうよ」
「そうするがいいアル」
「うん」
ウチの従業員たちはまぁ可愛らしく頬を染めてお揃いだ。それを見て俺はなんともケツの座りが悪いというかなんというか。ここはアレか?大人は大人らしく、立派になったのねくらい思えばいいのか?
俺はただ傍観していたかったんだ。それは俺の確固たる信念だった。
あけっぴろげに祝ってやれば発散されるとも違う。露見させれば最後、こちらの全力に見合うだけの全力で、そのすべてを受け取ってもらわなければ気のすむものではなかろう。
慎重に重ねてきた日々は俺の中にどでかい穴を作ってしまった。特定の人物でなければ埋められない穴。埋まらない限りそれは悲しい声をあげる隙間風を作り続けることを知っている。
「銀さんはくれないんですか」
「え?」
質素であろうとささやかとは言えない夕食の片づけをしなければならなかった俺はめずらしく新八の後に風呂に入ることとなった。先に上がって麦茶片手にテレビを見ていたそいつは俺に、唐突の質問を浴びせた。
「銀さんからはプレゼントないんですねェ」
「おっ前。俺の懐事情一番知ってんじゃねェか」
「それもそうですね」
「嫌味なヤロウだな」
「すみません」
一本取られたようで悔しい。余裕の笑顔でコップの表面についた水滴を弄ぶその表情に、俺はたまらず口を開いた。
「じゃぁ物はムリだから体で払ってやんよ」
「へ?」
「なんでも一個言うこと聞いてやるって言ってんだ。今なら妖怪の巣窟でもいっちゃる」
「西郷さんのところですか?いいですよ。そんなん認めたらみんなの誕生日は就労の日になっちゃいますもん。いくらなんでもそれは嫌です」
「そうだなぁ。だったら家ん中ならいいだろ。一応言っとくが糖分に関することは聞く耳持たん」
「アンタね…それならいいですよ。今日一日ご飯作ってもらいましたし」
「それじゃぁ当番の日と変わんねェだろ。ホレ、たまにはツッコミ以外で頭使えよ」
何を必死に。
そんな弱りきった顔は難題を吹っ掛けている俺に助けを求めている。適切な用事を思いつかないのも当然だ。今きっとこいつの頭の中には、2週間前に俺が修理した玄関の立付けやら、10日前に交換した居間の蛍光灯やら、3日前に直した屋根の雨漏りなんかが行きかっているに違いない。誕生日が近いからなんて理由で俺が積極的に働いていたように見えていたはずだ。
「何かあんだろ。シて欲しいこと」
殊更優しい声音を用いれば、目をそらして唇をかんだ。
「なぁって、新八」
「それなら一つ」
くるりと俺のもとに帰ってきた視線は、コイツが木刀を手に誰かに対峙するときに酷似していた。
「『俺は幸せだ』って言ってください」
ねぇちゃんを護るために。たまを護るために研ぎ澄まされていった魂は今、俺に向かって振り下ろされた。
「嫌なら別にいいんです。…変なこと言ってすみませんでした」
「…まぁまぁ待てってぱっつぁん」
背中を向けた新八の腕を寸でのところで捕まえた。
「ちょ…も、いいですから。早いとこ寝…―――」
「俺ァ、幸せだわ、ぱっつぁん」
「……」
「うん。幸せだ」
確かめるような俺の言葉に、からかうような響きがないってわかっているか。
さすがにそれを口にするのは野暮のような、かえって胡散臭くはなりはしないだろうか。
人にアホのようなことを言わせておいてひどい奴だと思う反面、目の前の後頭部から目が離せない俺はどでかい穴ぼこで待ち構えるアリジゴクの気がしてきた。
「誰が何と言おうとよ、将軍がちゃうやろ言ってもしあわせだわ」
「…将軍様はちゃうやろ言わないでしょ」
目の前の新八はまるで怒られた子供のようにしょげていた。
まったく、お前が突っ走れば余計なことばっかり起きんだよ。そこんとこいい加減分かっとけよ。
ぐいっと手繰り寄せた頭に顎をのせてやる。
「…プレゼントにはリボンかけなきゃな」
「はい?」
「俺もお前が大好きよ、新八」
いままでさんざ眺めてきたつむじにキスを落とす。
「とっておきのサテンのリボンよ新ちゃん」
「アンタ、…何で…」
「で、俺は答えは誕生日まで待てばいいのか」
「あ、あの…えっと…」
「確かにこれは疲れんな。就労の日と変わらねェんじゃねェ?」
「ぎ、銀さん」
俺の甚平を握る手にそっと手を重ねてみる。
「…なぁに、新八?」
「それはアレですよね?友達とか同僚とかに対するようなヤツじゃないっていうか、そのっ」
「そうそうそうですよ。そーゆうアレですよ。つぅか、いいからちょっと落ち着けって」
「僕もっ、僕の方か何倍も幸せです銀さん!」
階下にも、押し入れの中にも聞こえたんじゃないかというような大声の勢いそのままに、新八は俺の首根っこに飛びついてきた。今度は俺がにじむ涙を我慢する番だ。
緊張が解けた新八の涙腺からはとめどなく水分が溢れて、俺の洗いたての銀髪からは水滴がどんどんと新八の黒髪に移っていった。
でも新八はその嗚咽の合間にこういうのを忘れはしなかった。
「大好きです、銀さん」
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
2011/08/12
なにげに前記事「逢瀬」の続きだったり…
しかし、また新ちゃん泣かせちゃったよぅ。
原作の凛々しさが眩しくて遠いです。
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